久々に池袋の乙女ロードあたりに行った。我が青春の注ぎ込まれたところ。ひどいときには1週間毎日来ていたと思う。あの頃と比べると、サンシャイン通りはややこぎれいになり(単に新しい建物が増えただけかも)、まんだらけの同人誌の棚は狭くなり(ライブグッズ系が増えたのかな)、k-books同人誌館は一階層分減った。元が異常に広かったと思う。よく探索したなあ。こんなところで時の流れにめまいがしてしまう。 本棚の下段をみるためにしばらくかがんでいた。一通り見終わったので立ち上がったところ、一拍のちに視界が、というか意識がホワイトアウトした。ギリギリ寸前で本棚を掴んでいたと思う。自覚する暇はあったが抗いようはなかった。 次に見えるようになったときには、さっきまで見ていた本棚と違う本棚の前にいた。そんなふらついていた?もしくは倒れていたのか?と慌てて周囲を見渡した結果、本棚は別に移動してなくて、しばらくかがんでいたせいで立った後の景色が変わったように見えただけのようだった。 しかし本当にそうだろうか?おそらく意識が飛んでいたのは一瞬だろうが、その一瞬にどこか別の場所に移されていてもどうにも気づきようがなかったと思う。それだけぽっかりと空いていた。 その間、自分はどんな様子だったのだろう。1人だったので聞ける相手もいない。白目を剥いていたのか?口半開きだったのか?気になる。でももう一度体験したいとは思えない。それほどには危なかった。風呂でのぼせてぶっ倒れた時と同じだ。気をつけよう…。