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116話 読書めも『物語の体操』

分解と再構築について 24の概念とタロットのクロスリーディングを組み合わせた物語構成トレーニング 既存の物語の構造抽象化とそれに則った別ストーリーの構築トレーニング グレマスの行為者モデルを元に物語のプロットを立てる(ベースが黒鷺死体宅配便で嬉しい)。「主体→対象」「送り手→受け手」「援助者↔︎敵対者」の3軸で考える 世界と物語の関係。世界↔︎趣向が歌舞伎用語だと初めて知った 優れた世界観はその上に成立する物語を明らかに一定の方向に導く(成長物語が誘発されやすい世界など) 技術者としての物語作者の話は同じこと考えたことあるなと思った。仕事上必要だしそれによって生計を立てられる道ができているのは嬉しい キッチン読んでて話が入ってきやすくてよかった。蒲団も読もう つげ義春『退屈な部屋』ノベライズ。私小説化する人とキャラクター小説化する人。自分の場合は前者になる。他作品でもやってみたい

115話 読書めも『観察力を高める』

 ちょっとめもりたかったのでせっかくならとここを使うことにする。自分用のもので特に解説する気も整理する気も宣伝する気もない。自分の理解なので書いてあることそのままではない場合がある。 観察 注意深く見て・組織的に把握する 最近同じものを見て何故他の人はこんなに色々気づけてるんだろうと思ったことがあったため気になった本 主体として見る以上は主観が入る 仮定を立てることにより事実とのズレに気づき仮定を更新する 新人作家はヒットしたいだろうというバイアス 別の理由もあった ダメ出しから自然と夢中になれる余白のあるお題の提供へとシフト どうやって平常の状態をキープし続けるか 当たり前を積み重ねるか かえのない人にはなれないが誰でもできることを誠実?真面目?真剣?にやり続ければかけがえのない人にはなれる(永田)を思い出した 物語の中で起きる認知の更新 観察を阻害するもの 認知バイアス・身体と感情・コンテクスト=メガネ 見ているようで見ていない を抜けるには まず言葉にしてみること ディスクリプション FBを自己批判と身構えない snsやaiに求めるのもよい ジョゼフ・キャンベル 英雄神話比較研究 神話の基本構造 ヒーローズ・ジャーニー セパレーション・イニシエーション・リターン ベストセラーコード バイアスを逃れられるものと思うより、バイアスがかかっていると思って考えたほうが良い 確証バイアスが猛進するための武器になることもある 批判的意見は過去既に起きたことでなく未来に対して言うようにしている 分人主義 平野啓一郎 感情に振り回されないため、まず感情を観察する したい 怒る時自分は何に対しての攻撃を感じているのか? 感情に良いも悪いもない 偏らないほうがいいまである プルチックの感情の輪 期待と怒りから攻撃性になるところとかわかりやすい わかった、と決めて停止しない 信じつつ疑い続けることが大事(意訳)ってローレンスも言ってた 判断保留 エポケー 白黒確定させない曖昧さを維持していくことを努めてみるとそれはそれで大変 グレーゾーンを漂白しちゃならねぇ 不惑とは絶対的な正解がわかって惑わなくなるのではなく、わからないことを受け入れられるようになるからこその惑わなくなることなのではないか わからないを探求し続けること わかる は相手を突き放すこともある 危ない言葉

114話 キーボードの亡霊

PCで作業をしていたある時、突然『=』の字が延々と入力されて止まらなくなった。 有線でキーボードをつないでいたので外してみたが止まらない。ソフトを一通り終了しても変わらず。再起動かけてもだめで、ログインパスワード入力欄に無限に=が生成されるためログインできず詰んだ……!と絶望した。 ファイアウォールの設定とかしばらく見てなかったがなんか感染した? このデスクトップPCももう買ってしばらくにはなるし限界が来た? キーボードは新しめのはずだがなにか不良が出た? と色々考えていて、あとはもう試せるところで別のキーボードにしてみるか……と半ば諦めの気持ちで旧キーボードを取り出してきたところ、一目で謎が解明された。 旧キーボードが無線で起動していたのだ。 あ。と思って電源を切ったところ、以降一切発生しなくなった。 旧キーボードは近くの収納に入れていたのだが、どうやら掃除で移動させた折に偶然電源が入ってしまったらしい。無線接続先を3スロットほど設定できる中で最後に使っていたのがデスクトップPCだったのでそのまま接続され、他の荷物に押されて=を連打していたのだろう。 わかってみれば、なんだあ、って感じだし、マルウェア感染とかでなくてほっとした。 ただ後から思い返してみると、新キーボードにとって代わられ、カタカタと軽快な音を聞かされながら荷物の奥深くにしまわれている旧キーボードからしたら、それはなんとも歯がゆい思いをしていたのかもしれないな、とふと思った。だからこそ声(入力)を上げたかったのだろうか。これが記号でなくひらがなだったらと想像すると、ちょっと怖い。 キーボードの亡霊の呼び声。 軽くほこりを払って、押しつぶされない場所に収めた。

113話 間違い探し

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驚いたことがひとつある。 …単位が変わってる!日目から話に!なんの前触れもなく! なんでそうしたのか全く思い出せないが、意識してやったわけではない。覚えてないけど。なんでだろう。ジークアクスの話してたのでアニメの言い方と混ざった…?そんなわけないか。 特にこだわりもないので以降話とする。

112話 カップ麺(焼きそば含む)禁

 カップ麺が好きだ。麺のそっけない感じとスープの軽さ。カップ焼きそばも好きだ。おもちゃみたいな味。ざらざらっとすすれる麺。もちもちしこしこした生麺も大好きだが、それはそれとしてカップの麺類をこよなく愛している。特にカップヌードルの黒担々とカップ塩焼きそばは見かけたら手を伸ばしてしまう。 一時期歯止めが効かず食べまくっていた頃があり(主に仕事終わりの疲労と捨て鉢さにはよく沁みた)、ある時ペヤングの普通サイズを食べ切る前に突然限界がきてどうにも口に入れることができなくなった。そこでさすがにしばらく離れた。 また最近定期的に食べるようになりかけていたので、これは危ない、と規則を定めた。食べたら次の解禁日をリマインダーで1ヶ月後に設定するようにした。今のところ功を奏している。一ヶ月間を空けたカップ麺はあの頃のおいしさを取り戻している。新鮮な喜びがある。あれこれまずいんじゃないか?

111話 かゆすぎ

 今年すでに蚊に刺されまくっている。多分累計5か所くらい。今も1か所だけ残っている。痒い。蚊に好かれる血なんだろうか?虫よけ家にはあるが面倒がってつけていない。当然刺される。 マキロンのパッチエースが試してみたらとてもよかった。シールで貼っておくタイプだ。べたつかず、貼ったらすっと痒みが引き、外界と1幕隔てるためか刺激も受けづらい。長持ちもする。こりゃいい。シャーロックのニコチンパッチ並みに貼りまくっている。

110話 ジークアクスショックその後

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 ジークアクスの再上映の二度目を観てきた。ジークアクス未履修の友人と一緒に行くためだ。アニメの12話を視聴後に最初から一通り見直したかったのもある。2度目も面白かった。特にアニメと比較した劇場版の好きなところ。 !!!以下、アニメ版含むジークアクスのネタバレを含みます!!! 開始冒頭の宇宙が、劇場で流れると音と光とで完全に宇宙になるところ。家には当然ホームシアターなんぞはないので、どうしても明るい中見ることになる。真っ暗で点々の星の光だけが流れる中、突然ぬぅと現れるザクの単眼がいい。ちょっとびっくりしたくらい。静寂の中の機械の脈動音も。 アニメ2話→1話という構成。自分は水星の魔女だけ観ていたミリしらなのでアニメから観てよかったと思う。0079あたりの話はわからない単語が多かった…。アニメは初心者に、劇場版はわざわざ来てくれる往年のファンに親切な作り。これでまんまとファーストの劇場版を観始めました。おもしろ…。 劇中歌の入り方。やっぱりplazmaの入り方はズルい…!起き上がるジークアクスの鼓動とビートがシンクロするの気持ち良すぎる。 ちなみに自分は普段アニメをリアタイしない。1週間待つのがしんどいので全部終わってから一気に見る。ただ今回はあまりにも面白かったので我慢できずリアタイで見てしまった。終盤TL上でやいのやいの各々勝手言いながら観るのは楽しかった。たまにはこういうのもいい。 で、12話観てからの本題。シャリア・ブルの一挙手一投足を観ていた。うーん、やっぱり 基本的には違和感がない。やっぱりなあ…とひとりごちていた。 最終話を観た直後はだいぶ荒れていた。シャアとシャリアの再会を楽しみにしていた者として、受けたショックは相当なものだった。初めてTwitterのボイス会話しているやつ(書いてて我ながら古の者すぎる)でシャアシャリの民が集っているところにROM専だが入った。一人でこの傷を抱えるのが辛かった。他者の嘆きを聞けたことでなんとかこの混乱は一人のものではないのだ、と落ち着くことができた。その後、TL上の色々な含蓄ある(もしくは冷静な)見識を血走った目で見漁り、夜中3時ごろにはようやく「これでよかったのかもしれない」「やっぱりガンダムってすごいや」と眠りにつくことができた。なんなら別の味がし始めていた。しばらくはアニメ版を見返しつつこれをしがんでいく...