134話 宇宙兄弟
会社の同僚におすすめされて宇宙兄弟を読んでいる。完結記念でかなり無料枠が増えている。実際面白い。100話はとりあえず超えた。涙ぐんだ話もある。
一番驚いたのは、悪人がいないことだ。おすすめ元の先輩も言っていたが、悪人らしい悪人がいない。そら宇宙飛行を成功させようという志で集まっている人々だからではあると思うけど、今のところはっきりとした悪人は序盤の元上司くらいだ。
悪人がいないことそのものより、悪人がいなくても成り立っているストーリーに驚いている。読み手にあいそつかされない展開の維持。ある意味では淡々としているが、決して平坦な話でもない。作りとしてなしでいけるんだ、と驚いた。
それは雪国と同じで、宇宙なんて途方もない存在に挑む以上、人間同士でいがみあってる暇なんてないからかもしれないとも思った。果てしなく遠く遠くへ伸びている宇宙で、気を抜けば、いや抜かなくてもほんのちらっとのアクシデントでおしゃかになってしまうのだから。まあそれはそれとしてヒールほぼなしに漫画としてのテンションを持たせ続けるのはすごいことだ。
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